政策

小金井も日本全体と同じように、人口減少そして超高齢化社会に向かっていきます。
持続可能なまちづくりをするためには、若い世代が移り住んできて住み続けるまちづくりをすることが急務です。
現状の小金井は20代から30代の転出および転出意向が目立っています。

一方で、住みたい・住み続けたいと思える魅力が充分にある市でもあります。
「教育資源が豊かな文教地区」「緑あふれる住環境」「コストと利便性のバランスの取れた立地」等、
他の地域と比べても、働く世代・子育て世代に評価される魅力に恵まれています。

この魅力を効果的に発信し、運用していくことで持続可能なまちづくりの実現を目指します。

緑あふれる住環境・教育資源が豊かな文教地区・都心に近い交通利便性

働く世代・子育て世代から選ばれる市になる

若者の転入数“増”

若い世代の住みたい・
住み続けたいまちの実現

魅力のアピールによるひとの呼び込み

人口増による税収増を
市民サービスに還元

持続可能なまち・小金井へ

具体的な政策

子どもたちを安心して育てられるまちへ

妊娠・出産におけるサポートの強化を進めます

  • 煩雑な申請方法を見直すことで産後ケアサービスの使いやすさの向上を目指します
  • 一時保育の申請方法の統一化や一時保育における各園の空き状況の確認方法を改良し、申込や利用のハードルを下げることを目指します
  • 乳幼児が遊べる屋内施設の更なる充実を目指します

利用率が低い子育て施策の検証と修正を進めます

  • 病児保育等の、利用率が上がり切らない施策について、実態を調査し、親世代がよりストレスなく、子ども世代がより満足度が高くなる施策展開を目指します
子どもたちがのびのび育つまちへ

学習環境/育成環境整備を進めます

  • 対応が遅れている原因の究明と周知、それにおける対応策を検討し小中学校のトイレの洋便器化率を100%にする速度を上げることに取り組みます
  • 老朽化した学校の建て替えの早期実現に向けて取り組みます
  • 学校運営協議会等との連携を強化し、ニーズの高い内容への予算配分強化や修正を進めます
  • 民間企業と連携した放課後学習塾を設置し、中学受験・高校受験対策の公的支援の強化に取り組みます
  • 忙しすぎる先生方の働き方を改善するために、ITを活用しながら、業務見直しの支援を進めます

子どもたちやその親が、未来を考えられる機会を作ります

  • 地域の大学・高校・産業と連携し、子どもたちやその保護者が進学や就職について考えられる機会をつくります
  • スポーツ体験のイベント開催や、習い事等への参加支援など、子どもたちの豊かな経験につながるイベントや事業を増やします

子どもたちから大人までみんなが楽しめる公園運営を目指します

  • 地域のニーズに即した公園整備を推進し、にぎわう場の創出に取り組みます
未来の活気をつくれるまちへ

働くひとたちの挑戦を応援します

  • 近隣の大学と連携しながら学生起業につながるような、企業と個人・個人と個人のマッチングの支援を強化します
  • 始めるためのハードルが下がるように、情報やノウハウの周知に取り組みます
  • KOTO等の創業支援について、起業者候補・利用者候補、双方へのPRを強化します

若いひとたちが注目するまちづくりをします

  • 新しく事業を始めるひと向けに空き家や遊休不動産の活用を検討・支援することで人々をよびこみにぎわいをつくります
  • 東小金井北口再開発に住民目線・利用者目線を取り入れ、駅・市の魅力につながる形にできるよう尽力します

若いひとたちが活躍できるまちを目指します

  • 若いひとたちと政治をつなげるために産官学で連携し、生きた政治を学べる機会を作ります
  • 市政において若い世代の人たちの意見を吸い上げる仕組みづくりを推進します
  • 近隣自治体における先行事例も踏まえ、若者応援のための条例制定に取り組みます
サービスが届くまちへ

使いやすいサービスを目指します

  • 行政サービスのDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進し、行かない市役所・書かない市役所を目指します
  • 市役所業務の効率化を推進し、そこで生まれた時間を市民とのコミュニケーションや、相談窓口の充実に向けるよう働きかけます

伝わる広報を目指します

  • 各種施策や支援について、サービスが届く対象を意識した広報展開になるよう対象世代とのコミュニケーションを強化するとともに、必要な人に必要な情報が届きやすくなるプッシュ型の広報手段の拡充を目指します
  • 専門家の知見を借りながら小金井市の魅力をさらに発信していくことで市外の小金井市の認知度向上を目指します

市民の皆さんに納得してもらえる施策展開を目指します

  • 施策目的や、費用対効果、施策間の優先順位の明確化/透明化を進言します
  • 行政文書に慣れないひとたちにもわかりやすい説明文書の発行を進めます
魅力が伝わる/魅力を伝えたいまちへ

伝え方の向上を目指します

  • 市外へ出ていく人たちの転出理由と市外からきてくれる人たちの転入理由の更なる深堀を進めます
  • 市内外の対象世代への、ニーズに合ったブランディングを専門家の知見を借りながら進めます

市外に魅力が伝わる仕組みづくりに取り組みます

  • 市民の皆さんが移住者を呼んでくる取り組みへのインセンティブを検討します
  • 潜在的な転入元地域の不動産事業者等、直接的に移住接点となる部分での認知・PR施策を推進します